【日本東洋医学会】「COVID-19一般治療に関する観察研究」ご協力のお願い

【日本東洋医学会】COVID-19一般治療に関する観察研究ご協力のお願い

http://www.jsom.or.jp/medical/notice/pdf/COVID-19_rinsyokenkyu.pdf

目的:対症療法と重症化との関連性を明らかにする
日頃より学会活動にご協力いただきありがとうございます。
COVID-19に対する治療薬として、現在抗インフルエンザ薬(ファビピラビル等)、抗HIV薬(ロピナビル、リトナビル等)の治験が進んでおりますが、有意に効果がある標準治療はいまだ確立されていません。このため臨床の現場の医療者の皆様におかれましては、現状COVID-19患者への対応に苦慮されていることと存じます。今後さらにCOVID-19患者数が増加した場合、それに伴い重症患者数の増加も見込まれることから、医療ニーズ(マンパワー、酸素、人工呼吸器、ECMOなど)は加速度的に増えることが予想されます。すなわちこのままですと医療崩壊のリスクはますます高まっていくと思われます。

そこで日本東洋医学会では、重症化に伴う医療ニーズ増加の抑制に少しでも寄与すべく、COVID-19患者に対する様々な対症療法と重症化との関連性を明らかにすることを目的とした後ろ向き観察研究の準備を現在進めています(研究事務局:東北大学)。

・実施されました対症療法の内容(アセトアミノフェン頓用、PL顆粒内服、漢方薬の葛根湯や柴胡桂枝湯など)
・その後の症状の推移
・重症化指標(呼吸数≧30回/分 or SPO2≦93 or 酸素投与の有無など)
を治療後に症例登録用紙(匿名化)にご記入いただき、これを集計して事務局にてデータベースを構築します。第二に、構築したデータベースを解析して、重症化と選択した対症療法との関連性を明らかにします。第三に、この研究結果につきましてはCOVID-19の今後の治療に役立つよう広く情報発信致します。

研究概要は上記URLから確認可能です。

【臨床研究事務局】
東北大学病院 漢方内科 高山真、石井正
〒980-8579仙台市青葉区星陵町1-1
e-mail: observation_covid-19@kampo.hosp.tohoku.ac.jp

是非、ご協力のほどお願い申し上げます。

令和2年4月17日
一般社団法人日本東洋医学会
会長 伊藤 隆