日本東洋医学会東北支部支部長を担当しております、東北大学病院漢方内科の高山です。
東日本大震災から10年が経過しましたが、未だ東北ではその傷跡が残っております。
さらに、新型コロナウイルス感染症による患者さんの増加もあり、医療機関の疲弊も続いているところです。
漢方は1500年以上の歴史があり、災害や疫病などでも役立ってきた文献が数多く残っております。
東北支部では漢方の歴史を大切に、現代に則した漢方治療や漢方に関する研究、そして今後日本の医療を担う若手の教育に力を入れております。
2021年は第71回日本東洋医学会学術総会が東北支部主催で開催されます。東北六県一丸となって、総会の準備を進めて参ります。
日本東洋医学会理事、東北支部支部長
東北大学病院 総合地域医療教育支援部・漢方内科 高山真